2023年06月10日
近年の世の中は、再生可能エネルギー利用や、SDGs、カーボンニュートラル、脱炭素等、より地球環境を守る方向に進んでいます。
新築には太陽光パネルを設置しなさい!という条例が成立したり、太陽光パネル+蓄電池の設置で100万円を超える補助金が出たりと、それはそれは躍起になっております。
どうも。カーボンニュートラルの達成のため、極限まで呼吸を少なくしているDr.マーレです。
皆さんもこのような時代の流れから❝何かしなくてはいけない❞と心の中ではなんとなく思っているのでないかと思います。
って言うか思ってください。
しか〜しっ!スミリンシステム住宅の床暖房熱源機の交換工事を多数手がけているDr.マーレですが、
「地球環境のために床暖房熱源機をヒートポンプにするぜよ!!」
っていう考えで、熱源をガスや石油からヒートポンプ(電気)に変更する方は今のところほぼいません。
※今までのお客様でいらっしゃいましたらごめんなさい・・・。
ヒートポンプ熱源機に交換する大体のお客様は、
「灯油価格が新築した当初に比べて2倍以上になったから」
「灯油を給油してくれる業者さんが辞めちゃったし、200Lや90Lもあるオイルタンクに自分で給油するなんて信じられない」
「ランニングコストがヒートポンプ熱源機の方が安くなるなら交換を機に」
等、やっぱりまずはご自身、ご自宅のことが最優先ですね♪
それはそうだとDr.マーレも100%同意です◎
まずはご自身、ご自宅の問題が解決しない限り、環境問題に取り組む余裕なんてないですよね。
ここで突然ですが結論を申し上げます!!
「現在の石油、ガス式暖房ボイラを、ヒートポンプ式熱源機に交換しましょう!!」
そうすれば上記の、灯油価格の高騰、給油の手間、ランニングコストの削減のような問題が一気に解決でき、さらに将来的には地球の環境問題にも貢献することができるようにきっとなります。
Dr.マーレは以前より、
「ガス、石油、電気をエネルギー源とした住宅設備のうち、再生可能エネルギーで使えるのは電気」
とレモンを頬張ったように口を酸っぱくして言っています。
※2023年以前です。もしかしたらとって変わるような画期的なエネルギー源があるかもしれないのであしからず・・・。
ガスや石油が100%無くなることはないでしょうが、この先しばらくは電気を主とした住宅設備の製品開発が進むんではないでしょうか?
ということを踏まえ今回の施工例をご覧ください☆
はいいつものやつです。
手前からヘッダーボックス、石油熱源機、オイル(石油)タンクです。
オイルタンクは撤去です。
パーパス油だき温水ボイラ「TP-BSD130R」です。
形が時代を感じさせちゃいますね・・・。

製造元はサンヨーで、「HBU-AK13A」と言います。
※赤のアンダーライン部分
暖房出力は15.1kWです。
つまりいつものやつです。
ついでに黄色のアンダーライン部分、燃料消費量:1.75L/hという数値を覚えておいてくださいネ☆
見にくくてとぅいまてぇ〜ん (*>人<)
温水温度リモコン「TP-FHR07(上)」と、床暖コントローラ(下)です。
例の如く床暖コントローラ(下)は「M・M・T」します。
知っている方はどんどんいきましょう♪
今回も不凍液を交換します。
スカイブルーに見えているのが不凍液です。
スノーホワイトに見えているのは洗浄中の床暖房回路です。
空ですかい・・・雪ですのぅ・・・。
配管を1回路ずつ洗浄した後、新しい不凍液に交換しました。
さくらピンクの綺麗なやつです。
しかも10年交換不要のロングライフタイプですわ♪
新しいリモコンは「CMR-3102VM」と言います。
使いやすさと美しさを両立させた無線LAN対応タッチパネルリモコンで、スマートフォンから温水熱源機をカンタンに操作できます。
しかも音声機能付きで、くっきり見やすいカラー液晶画面!!
CHOFUさんのカタログ丸パクリです!!
室外機のような形状のCHOFU温水熱源機「AEYH-0642X」です。
近代的な機種形状になったやん◎
定格消費電力:1525W(1.525kW)とあります。
さぁ今から単純計算します!!
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【ヒートポンプ熱源機(AEYH-0642X)の電気代】
1kW=30円の電気代の場合
30円×1.525kW=45.8円
45.8円×1日8時間運転=366円
366円×30日=10,980円
****************************************
【石油熱源機(TP-BSD130R)の灯油代】
燃料消費量:1.75L/hで、1L=120円の灯油代の場合
120円×1.75L/h=210円
210円×1日8時間運転=1,680円
1680円×30日=50,400円( ゚Д゚)
****************************************
※条件によって数値は異なります・・・。
はい、いかがでしょうか?
そりゃー机上計算だし、※条件によって〜って逃げは打ってあるし、こんな計算通りにはいかないと思います。
でも器具仕様から判断する場合は、こういう計算となります。
検討中の場合は決して無視できない差額だとは思いませんか?
仮に上記の計算だと1シーズン(11月〜3月)ではどのくらいの差が出るのでしょうか??
是非計算してみてくださいね☆
それでは続きをどうぞ↓
交換後の全体です。
熱源機はなんだか近代的になり、奥のオイルタンクは無くなり、何と言っても給油の手間から解放されました。
もういちいち灯油配達業者さんにお願いしなくても、ご自身で20kgにもなる重いポリタンクを腰痛が悪化する中運ばなくても床暖房は使えます。
30歳くらいの時にスミリンシステム住宅で新築した方も、すでにナイスミドルや美魔女になられている頃かと思います。
だったらもう床暖房は機械任せにして、心に余裕のある暮らしをしようじゃありませんか?
心に余裕のある人間って言うのはきっと今より魅力的に見えると思いますよ?
ほら!欲しくなってきたでしょ??
スミリンシステム住宅の床暖房システムの熱源を、石油やガスから「ヒートポンプ(電気)」に変更できる業者って実はなかなかいません。
でもスミリンシステム住宅の床暖房システムの工事を、新築時から多数行ってきたマーレならできちゃうんです☆
せっかくDr.マーレお墨付きの究極の床暖房システムを新築時に導入してるんだから、効率よく快適に使いこなさないともったいないですよ☆
とい言うことで今回は、究極の床暖房システムである蓄熱式床暖房の熱源を石油から電気に変更しながら、不凍液も交換しつつ、Dr.マーレが高品質施工で行った施工例のご紹介でした。
冬に使用する設備ですので、冬にはやはりDr.マーレのもとには工事依頼が殺到します。
そうするとなかなか工事に伺うことができない可能性がありますので、できれば春から秋にかけてのオフシーズンにお問い合わせくださいね。
それではまたの機会にお会いしましょう!
See you next time !
☆その他スミリンシステム住宅の施工例は
こちらをご覧ください☆
カテゴリ:
住友林業・スミリンシステム住宅 工事例
2022年10月07日
10月に入り、2022年も残り2ヶ月となりました。
皆さん、冬の準備をそろそろし始めましょうね。
どうもDr.マーレです。
ということで今回は、そんな冬に大活躍する温水暖房システム、その中でも一際異彩を放つ蓄熱式床暖房の施工例にしたいと思います。
もともと蓄熱式床暖房と言ったらマーレはある程度有名ですが、スミリンシステム住宅の蓄熱式床暖房と言ったらこれはもはやもうマーレしかありません。
関東地方でスミリンシステム住宅にお住いの皆さん!
あなたのお宅の床暖房システム、このマーレがしっかりと面倒を見させていただきますよ。
さあ施工例へレッツラゴー♬
交換前のシステム全体です。
手前から、石油熱源機→ヘッダーボックス(熱源機の裏側で見にくいですが)→オイルタンク
となっています。
これが石油熱源機です。
上の煙突がなんだか古臭い・・・。
石油熱源機はパーパス(高木産業)の「AD-150R」と言います。
暖房出力17.0kW(約15,000kcal)の割と大能力の熱源機です。
製造元はサンヨーで、「HBU-AK15E」という型番です。
これは屋内のリモコンです。
2003年以降くらいで、スミリンシステム住宅にお住いの皆様であれば「そうそうこれこれ!」と思うでしょう。
上にあるのがパーパスの熱源機リモコン「FHR-14」で、下にあるのはコントローラリモコンです。
これはヘッダーボックス内の写真です。
熱源機から来た配管を分岐させて、温水を宅内に均一に流すための部材?部品?商品??です。
今回ももちろん配管洗浄、不凍液の交換を行います。
がっ!!
洗浄後、交換後の写真撮り忘れっちゃったぜぃ・・・。
スミリンシステム住宅の蓄熱式床暖房熱源機の交換は、
◆どのような床暖房システムか(床が暖まるというような簡単なシステムじゃないですからねw)
◆どのような制御方式か(スイッチのON/OFFだけで運転できると思ったら大間違いww)
◆どのような施工方法をしているか(ここのこれをこれに使って、等お客様にもわからないような施工を行っておりますwww)
等をすべて知った上で工事しないと後々問題になるケースがあります。
後々問題になるケースがあります・・・じゃなくて問題になるでしょう▼
だから更新工事の際にはちゃーんとシステムを把握している業者にお願いしましょう♪
あっ!住友林業様に連絡してもダメですよ!
結局は当時を知る業者さん(マーレ達のこと)に連絡して終わりですから。
もしくは高額な見積もりをして内容を知らない業者さんに無理やり器具だけの交換を安くさせるだけですので・・・。
これは言い過ぎか?
天下の住友林業様がそんな適当なことするわけないですよね?ねっ??
新しいリモコンです。
上のリモコンは「CMR-2614」という長府製作所のリモコンです。
下のリモコンは・・・、てあれ?
リモコン無くなってるじゃん!
下のリモコンは、Dr.マーレの秘奥義「M・M・T」を施しました。
出たっ!M・M・T!!
新しい石油熱源機は、長府製作所(CHOFU)の「EDBF-1512RG」です。
だいぶ小さくなりましたね。
古臭かった煙突もなくなりました♪
暖房能力15.0kWで、暖房効率92.0%のエコフィールに交換しました。
「エコフィール」って、ガス給湯器とかである「エコジョーズ」と同じで、排熱を利用してお湯を作るためのエネルギーを少しでも減らしましょうねっていう商品です。
仕上がりはこんな感じになりました。
わかる人もいると思いますが、熱源機位置を若干手前側(正面から向かって右側)に移動しています。
これは、お客様からお隣様に配慮した内容のご要望があり、これくらいならサービスで、ということで対応させていただきました。
皆さん、ご自身のことやご自宅のことで何かあった場合、
「これで○○万円です。」
と言われた場合と、
「これはこれでこうだからこうして、あれもあれでああだからああして○○万円です。」
と言われた場合で、価格は後者の方が高いけど、まだ許容可能な価格差だったらどうしますか?
インターネットで「情報」が販売されている時代です。
ご自身の経験や情報に価格を付けて販売し、必要としている方はそれにお金を払う。
反対派の方ももちろんいるかと思いますが、Dr.マーレは大賛成派です◎
反対派の方は買わなきゃいいだけだし、適切な販売方法を行えば反対派の方に迷惑をかけているとも思いません。
だとしたら・・・、
マーレの「ノウハウ」にも価格を付けていいんじゃないでしょうか?
「何も情報はいらない!とにかく安くしてくれ」
という方は、内容はまったくわからないけど、器具のみの交換ならできる、その後はどうなってもしりませ〜ん!
という業者さんに頼めば良いだけだし。
「詳しくて安心して任せられる業者にお願いしたい」
という方はマーレのようなノウハウ価格もお見積りに含まれた業者に頼めば良いのです。
ただしそのような業者は、ご依頼をいただいた場合、お客様に対して真摯に対応する義務があります。
マーレはその他格安業者よりお見積り金額が若干高くなる傾向がありますが、理由はそのためです。
販売、施工内容の割にはそれでもじゅうぶん安いと思いますけどね。
と言うことで今回は、
『Made in 富士山のパーパス熱源機を、富士山のように高い技術力のマーレが、富士山のように高いプライドを持って交換工事してみました☆』
という内容でした。
パーパスさん!
パーパスさんは高い技術力を持っていることをDr.マーレは知っているってばよ。
余計なお世話かもしれませんが、また素晴らしい商品を開発してくれることを期待しています。
スミリンシステム住宅にお住いの皆様!
ハウスメーカー無くなっちゃったし、どこに頼めば良いかわからくて困っているかと思います。
ですがこのマーレは対応可能です。
ものすごく良い設計の住宅なのですから、その性能を存分に発揮できる蓄熱式床暖房を諦めるなんてもったいないですよ!
是非お問合せください☆
では今回はここまで♪
バイビーベイビーサヨウナラ☆
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住友林業・スミリンシステム住宅 工事例
2021年09月01日
『警告』
スミリンシステム住宅様の「蓄熱式床暖房」で使用されていた温水暖房ボイラ、
「TP-BSD130R」
「TP-BSD70R」
「AD-150R」
「AD-70R」
をご使用されている皆様へ重要なお知らせです。
上記機種は、設置されてからすでに15年以上経過しております。
このまま使用を続けますと、皆様にとって重大な損害を被らせる可能性がございますので、
至急下記連絡先までご連絡ください。
連絡・お問合せ先
株式会社マーレ 042-507-6339
尚、このままご連絡なき場合は、下記のような深刻な状況に陥ってしまうかもしれません。
・このDr.マーレ、悲しくて涙が出てくるかもしれません・・・。
・そして拗ねてしまうかもしれません・・・。
・そしてそして・・・。
と、少しびっくりするような文面で始めさせていただきましたDr.マーレの施工ブログです♪
要はお宅の暖房ボイラ、そろそろ交換しませんか!?ってことです☆
「皆様にとって重大な損害〜」とは、
Dr.マーレに会えませんよ(>_<)
っていう損害です・・・。
ところで暑くなったり、急に肌寒くなったりの季節ですが、皆さんお元気ですか??
Dr.マーレは元気です♪
今回の施工例は、表題にもある通りスミリンシステム住宅様の蓄熱式床暖房ボイラの交換工事例とさせていただきます。
よろしくお願い致します。
毎年同じような施工例を載せているわけでありますが、皆様はまずこれだけは知っておいてください。
スミリンシステム住宅様の蓄熱式床暖房システムについて知っている業者は、住友林業様以外ではDr.マーレの知っている限り全国に4社しかありません!!
その中の2社(業者SのN様、業者MのK様)は、この株式会社マーレを正式な後継会社に指定しております☆
更新工事の際、どの業者に工事を依頼するかはお客様の自由です。
しかしこのスミリンシステム住宅の床暖房ボイラ更新工事の場合、システムを理解していない業者に依頼をすると失敗する可能性が高いです×××
と言うことを是非知っておいていただき、下記施工例をご覧くださいな☆
まずはこれ↑
交換前の温水ボイラは、パーパス(高木産業)の「TP-BSD130R」です。
製造元であるサンヨーでの型番は「HBU-AK13A」となります。
暖房出力15.1kWで、1缶1水路式のボイラです。
20年前の機種とは思えないほど優れた暖房効率で、その数値はなんと90%!!
写真見づらっ(*_*)
暖房ボイラで作られた温水を、屋内へ均一に行き渡らせるための「分岐ヘッダー」です。
このお客様宅は全部で3分岐ですね。
つまり床面積は○○m2くらいだということがわかります☆
わからない業者には依頼しないほうが良いと思いますヨ。
室内のリモコンです。
見りゃわかりますねwww
上のリモコンがメインリモコン「FHR07」で、○○の役割があります。
下のリモコンが「床暖コントローラ」で、○○の役割があります。
さぁ今回もいつものようにシステム循環水である不凍液を交換します!
この青っぽく見えるのが不凍液です。
なんならDr.マーレはこの不凍液の色でどの業者さんが施工したかが大体わかります◎
不凍液を交換しました。
綺麗なピンク色の不凍液に変わったことがわかると思います。
この不凍液は「ロングライフタイプ」と言う10年交換が不要な不凍液です。
排出した不凍液です。
結構汚れていますね。
かき氷にかけて「ブルーハワイ☆」とかやっちゃダメですよ!
フリじゃありませんからね
(/ω\)
いつか同じことを言ったような・・・。
あぁ〜ここだ↓
新しい暖房ボイラは、CHOFUの「EDBF-1512RG」です。
暖房出力15.0kWで、暖房効率が92%の1缶1水路式の機種です。
暖房効率ギガントたかゆす♡
室内のリモコンです。
上にあったリモコン「FHR07」を「CMR-2611」へと交換しました。
下にあった「床暖コントローラ」は、新しいシステム上不要ですので「M・M・T」しました♪
Dr.マーレはいつまで「M・M・T」とか言うんでしょうか・・・。
最後にシステム全体です。
手前から、
暖房ボイラ
↓
ヘッダーボックス
↓
オイルタンク
の順番です。
もうお馴染みですね☆
場合によっては石油式の暖房ボイラが、電気式のヒートポンプ熱源機へと変わり、不要になったオイルタンクを撤去したりもします。
お客様によってご希望も違いますので、その都度ご説明、ご提案をいたします。
以上がスミリンシステム住宅の蓄熱式床暖房システムを熟知した、このDr.マーレの更新工事内容となります。
内容を知っている業者が行えば簡単な工事です。
「簡単」なんて書きましたが、「簡単」なのはマーレ含む全国で実質2社しかない対応可能な業者が優秀であるためです。
内容を知らない業者が行えば迷宮入りの工事となります。
迷宮入りなんてごめんだ!!
と言う方は素直にマーレにお問合せくださいね♪
そんじゃこの冬もよろしく〜☆
『蓄熱式床暖房のパイオニア・・・の一番弟子 Dr.マーレ』
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住友林業・スミリンシステム住宅 工事例