2019年04月23日
私がDr.マーレだ☆
本日は、この施工ブログを熟読している諸君のために、温水暖房業界の権威である私、Dr.Mareが直々に改修オペを紹介して進ぜよう・・・。
と、偉そうに始まりましたDr.マーレの施工ブログへようこそ!!
タイトルにもあるように、今回は温水暖房システムの中でも難易度が高いと言われている「密閉回路」の温水暖房システムの改修工事のご紹介となります♪
少々長い文章になっちゃうかもしれないので、お手洗いに行きたいなら今のうちに行ってくださいね☆
まずはお客様がマーレを見つけ、ご依頼くださったかというと・・・
『お聞きするのを忘れてしもうた・・・。』 です('_')
でもきっとこの施工ブログを見てくれたに決まってます!!
内容が内容であったため、お客様にお願いして現地調査にご協力いただきました。
調査の結果はというと・・・、
『シンパイナイモンダイナイナイナイザッツライフイッツオーライ♪』
※B'z『Wonderful Opportunity 』より抜粋
でした♪
つまり問題なく改修工事が可能ってことです◎
調査後、追加費用の一切かからないお見積りをしましてご依頼をいただき、工事日を迎えました。
改修工事前
手前に200Lのオイルタンク、奥が石油熱源機です。
熱源機はサンデン株式会社の油だき温水ボイラ「CEB-M071C-R」です。
暖房出力が7.76kW、暖房効率が90%の機種です。
本体のカバーを外しました。
配管が所狭しと縦横無尽に組まれています。
ところで!!
さっきからDr.マーレが当たり前のように言っている「密閉回路」ってご存知ですか!?
ここでのご説明はさすがに長くなってしまいますので割愛させていただきますが、大事なのは・・・、
『Dr.マーレは開放式、半密閉式、密閉式、すべての方式での工事が可能!!』
ってことです<(`^´)>
室内の暖房リモコンです。
向かって左が熱源機を燃焼させるメインリモコン、右がタイマー運転をする場合に操作するタイマーリモコンとなります。
お客様のご希望は、「タイマー運転はしないから、できればタイマーリモコンは撤去したい」でした・・・。
ところで今回のお客様宅の暖房設備はと言うと、『パネルヒーター三昧!!』でした。
パネルヒーターとは、簡単に言うと家電製品のオイルヒーターのようなもので、主な暖房効果は『輻射』です。
そのパネルヒーターが室内に大小すべて合わせ7台設置してありました。
このお客様宅を建てたビルダー様は、ナカジマホーム様(現:ECO HOUSE 様)と言って、ヨーロッパ建築をベースに冷暖房は「輻射」をメインとしています。
実はこっそりWEBサイトを拝見しちゃいました♪
そうなんですよ!
暖房、冷房って「輻射」での効果が一番快適なんですよ◎
Dr.マーレと気が合いそうですね♪
↑パネルヒーターってこんな感じです。
このような内容の改修工事を行うのですが、お客様のご希望は、
・熱源を「石油」から「ガス」にしたい!!
→その気持ちわかりますよ・・・。最近は石油(灯油)も高いですからねぇ・・・。
・現在が密閉式回路なので、密閉式回路の工事ができる業者にお願いしたい!!
→それは当たり前の話です。業者の中には開放式回路での改修工事をご提案してきた業者もあったそうです・・・。何やってんだか(-_-;)
・不凍液を交換したい!!
→Dr.マーレも賛成で〜す!!もう10年以上経っているので交換はした方が良いでしょう♫
でした。
以上のご希望に沿う内容の改修工事にするためには以下のようなことが求められます。
1、ガス配管の新設工事
→当たり前ですが熱源をガスにするためにはガスが必要ですね☆じゃーガス管を新規に配管しましょう♪
2、密閉式の配管工事と、密閉回路に対応したガス熱源機の選定
→これも当たり前です。配管を密閉式にしても熱源機が開放式じゃ意味がありません×じゃー配管も熱源機も密閉しちゃいましょう♪
3、不凍液交換作業と、入念な試運転
→不凍液を交換する際にシステム内に「エアー」が混入してしまう可能性が高いです。交換後に入念なエア抜き作業と、試運転をする必要があります。
と、挙げてみればすべて当たり前のことなのですが、なかなかできる業者さんはいないんですよ・・・。
Dr.マーレの場合は、当たり前のことを当たり前に、さらに高品質な内容で行います◎
それが『権威』ってもんじゃないでしょうかね☆
それでは改修していきまっしょい!!
改修工事後
まずは不凍液の交換作業です。
古い不凍液を洗浄水で、第64代横綱、曙の如く押し出します。
洗浄水で配管内を洗浄した後、新しい不凍液を充填していきます。
このデビルマンの血のような緑色の液体が不凍液です。
この「不凍液」がデビルマンの如く「腐食」というデーモンと戦います!

メインリモコンを、温水温度リモコン「MC-96D」に交換しました。
タイマーリモコンは「M・M・T」し、化粧プレートを取り付けました。

新しい暖房熱源機は、リンナイの「RH-KM200W2-1」となりました。
暖房出力が23.3kWとかなり大きくなりましたが、いろいろなメーカーの機種と比べ、システムを組むためのトータル金額や、器具の利便性を考慮し、この機種を選定しました。
オイルタンクも撤去しましたので、かなりスッキリしましたね♪
外壁に塗装跡が残ってしまいましたが、お客様側で塗装するから構わないとのことでした◎
と、こんな感じでDr.マーレは高難易度施工を当たり前のように行っております。
特に今回のような「密閉回路」の暖房システムの改修工事は、なかなか対応可能な業者さんがいません。
まだ、
「できません!!」
って正直に言ってくれればいいんですけど、
問題は、
「できまーす!!」
って言いながらメチャクチャな工事をしてしまう業者さんがいることです。
密閉回路はヘタすると屋内に循環水が漏れ、使えなくなることはもちろん、最悪の場合住宅を痛めてしまう可能性が高いシステムです。
こんなに良いシステムなのに使えなくなるなんて悲しすぎます・・・。
お客様からしてみれば、工事の難易度なんてわからなくて当然で、また工事内容を覚える必要もありません。
しかし!!
世の中には「できない」ことを「できる」と言ってしまう業者さんがいることだけは覚えておいてくださいね・・・。
Dr.マーレはと言うと・・・
「できる」ことは自信を持って「できまーす!!」って言います。
「できない」ことは、正直に「全然できなーい!!」って言いますからね☆
これも当たり前ですね・・・。
以上、今回は密閉回路の温水暖房システム改修工事をご紹介させていただきました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
今日もどこかで高品質、明日もどこかで高品質のDr.マーレでした☆
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これぞプロフェッショナル!!Dr.マーレのハイクオリティー施工一覧(温水暖房システム編)
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工事例