2025年09月20日
石油給湯器や石油暖房ボイラをご使用中で、交換したいけどどこに頼んだら良いかわからない方!
そして頼むんだったら、安心できてスキルの高い業者がいいなと思っている方!!
どうも初めましてこんにちは、こんばんは、おはようございます。
巷で話題の、行列のできる設備工事相談員、Dr.マーレです。
当たり前ですが皆さんって、本当は給湯光熱費って払いたくないですよね?
ところが残念なことに、今の日本ではそれは不可能です・・・。
しかし、給湯光熱費を節約することは可能です◎
2025年現在で、お湯を作るために必要な「エネルギー源」は、主にガス、石油、電気の3つで、給湯光熱費を一番節約できるのは「電気」なのですが、それはすでに皆さんもなんとなくご存じかと思います。
それでは、給湯エネルギーを「電気」にすると、ガスや石油に比べて具体的にどのくらい節約できるのか?
を詳しく知っている方はどのくらいいるのでしょうか?
今回は、その辺をチョチョイと説明しながらの施工例としていきたいと思います♪
それでははじめ!!
給湯機器 交換前
交換前の全体像です。
左から石油給湯器→オイルタンク→石油暖房ボイラの順番です。
交換前の石油給湯器は、長府製作所(CHOFU)の長府直圧式強制追焚付石油給湯器「EHKF-4766DA」です。
ものすごい漢字とアルファベットの羅列ですね・・・。
噛まずに言えますか?
水道直結式で給湯出力46.5kW、オートタイプで給湯もおいだきもエコな「Wエコフィール」の機種です。
給湯効率は「95%」となっています。
具体的に言えば、1,000円の給湯光熱費のうち、950円分はお湯になり、50円分は捨てられる、と言うイメージです。
交換前の台所リモコン「CMR-2714V」と、浴室リモコン「YST-2714V」です。
「eco」ボタンを押すと、エコな運転になる例のあれです・・・。
本当は季節に応じて能力を抑え、灯油代を節約する機能です。
以上2つのリモコンセットのセット型名は「CR-88V」と言います。
今回はこれらの石油給湯機器をエコキュートに交換します!!
さて、お次は交換前の床暖房ボイラです。
床暖房熱源機器 交換前
交換前の暖房ボイラーは、長府製作所(CHOFU)の「EDBF-671Y」です。
暖房能力6.7kWで、暖房効率は「93%」となっています。
具体的に言えば、1,000円の温水暖房光熱費のうち、930円分は温水になり、70円分は捨てられる、と言うイメージです。
交換前の床暖房用リモコンは「CMR-2614」です。
現行でも活躍中の、1日2回のON/OFF設定が可能なシンプルリモコンで、Dr.マーレのオモシロ施工ブログ内でも出てくるリモコンです。
今回は、これらの石油暖房熱源機器を、ヒートポンプ式温水熱源機へと交換します。
簡単に❝これらを交換します❞と言っていますが、今回の工事では、
◆エコキュートは、国や東京都から補助金が出る機種だったため、それらの事前説明や、工事後の申請手続き
◆エコキュート用の200V専用電源の配線工事
◆ヒートポンプ式温水熱源機用の200V専用電源の配線工事
◆満水時には400kgを超える、エコキュート貯湯タンク用のがっちりとしたコンクリートベース打設工事
◆熱源を石油から電気へと変更しましたよ〜と言う電力会社への申請手続き
等、工事前から工事後まで、抜かりのない作業が必要でした。
ところで販売と工事が分かれているインターネット業者さんって、補助金の申請とかどうしてるんでしょうかね?
最初っからそういうことをお客様に説明しないんでしょうか?
まぁDr.マーレには関係ないことですけど・・・。
ということで、ここからがハイパーワンダフルでファンタスティックアメージングなDr.マーレによる施工後をご覧ください☆
さぁこれを見て↑
Dr.マーレが精魂込めて作ったコンクリートベースです。
エコキュート設置工事までをも安売りしてしまう業者様方には到底できない「本物のコンクリートベース」です。
「エコベース」と言う貯湯タンク用等に使われる簡易的なコンクリートベースも商品としてあり、もちろん場合によってはDr.マーレもそれを使用しますが、地域などによっては簡易的なコンクリートベースでは絶対にヤバそうな設置場所もあります。
その場合、Dr.マーレはこのような「本物のコンクリートベース」を現場で作っちゃいます。
画像では10cmくらいの厚みしか見えていませんが、実は深さ30cmくらいまで掘り込み、砕石を敷き固め、さらに鉄筋も組んで作っています。
超腰が痛くなりました・・・。
でも貯湯タンクが倒れた方が、お客様はもちろん、業者側にとっても痛手ですからね・・・。
給湯機器 交換後
その「本物のコンクリートベース」に、貯湯ユニットを設置しました♪
新しい貯湯ユニットは、日立グローバルライフソリューションズ株式会社(長っ!!)の「BHP-TAD37X」です。
タンク容量370Lで、水側最高使用圧力190kPaの貯湯ユニットです。
190kPa??
Dr.マーレにしては低圧力なエコキュートじゃない?
と思ったあなた!!
これを見よ↓
「ナイアガラ出湯」と記載があります。
そうです!この貯湯タンクは、ナイアガラな出湯なんです!!
エコキュートって貯湯タンク内にお湯を溜めておく設備なので、タンク内を守るために「減圧弁」と言う部材で、供給されるお水の圧力をあえて落とす「減圧方式」が採用されているんですね。
それに対しナイアガラ出湯とは「水道直圧式」と言う給湯方式を採用していて、超簡単に言えば❝シャワーの圧力が強いし、弱くなりにくい❞っていう機能です。
めんどくさいのでここに詳細は書きませんけど、実際はタンク内に減圧弁はあるのですが、また違った技術で日立は「水道直圧式」を可能としています。
「水道直圧式」を採用しているのは、2025年現在でたしか日立だけです。
さすが日立です。
そこで〜日立!!です☆
新しいヒートポンプユニットは、日立の「BHP-HAD45X」です。
このヒートポンプユニットは、加熱能力が4.5kWに対し、効率的には条件が良くない冬期高温消費電力は1.50kWです。
つまり・・・、
エネルギー消費効率(COP)=3.0 です。
どういうことかと言うと・・・。
1,000円の給湯光熱費で、お湯を作るエネルギーは3,000円分となり、捨てるエネルギーはなし、と言うイメージです。
石油給湯器の給湯効率は「〇〇%」で表すと、給湯効率「300%」と言うことになります。
↑これってすごくね??
新しい台所リモコン「BER-X1FKT1」と、
浴室リモコン「BER-X1FB」で、
無線LAN対応リモコン「BER-X1FT」です。
台所リモコンに無線LAN接続アダプターが内蔵されています。
設置させていただきましたエコキュートは、日立の「BHP-F37XD」です。
左側が貯湯ユニット「BHP-TAD37X」で、
右側がヒートポンプユニット「BHP-HAD45X」です。
交換前は一番右側にあった暖房ボイラーは、交換後には真ん中に設置することにしましたので、真ん中はまだ空いています。
さぁそれでは今度は暖房熱源機の交換後といきましょう♪
床暖房熱源機器 交換後
新しい床暖房熱源機は、皆さんお待ちかねの、CHOFU「AEYH-0642X」です。
圧倒的なエネルギー消費効率(COP)を誇るヒートポンプ式温水熱源機です。
暖高効率「〇〇%」で表すとしたら、驚異の「413%」です。
1,000円の温水暖房光熱費で、温水を作るエネルギーは4,130円分となり、捨てられるエネルギーはなし、と言うことです。
いつ聞いてもすごい消費効率です◎
交換前のヘンテコだった床暖房配管を、見た目が綺麗に仕上がるよう少しだけ加工しています。
これが妥協を許さない時は許さない、許す時は許すDr.マーレの高品質施工です☆
こちらもお馴染みの床暖房用リモコン「CMR-3102VM」です。
無線LANの環境下であれば、設定によりスマホからの操作が可能となります。
駅とかバス停で、よく皆さん下を見ながらスマホをいじっていますが、全員床暖房操作をしているんだとDr.マーレは思っています。
最後に交換後の全体です。
交換前の石油機器類の時と比べてどうでしょうか?
スッキリして綺麗に仕上がっているとは思いませんか?
各器具の大きさ、配管の状況等を考慮し、すべて計算し尽くされた配置となっています。
まるでDr.マーレが大好きな「最初っからこうだったんではないか?」と言うような仕上がりになったと思います☆
ガスや灯油のような化石燃料が主だった時代から、エネルギー源はどんどん電気へと移り変わっていっております。
なぜ変わっていくか?と言うと、太陽光や風力等の再生可能エネルギーをうまく利用して使える設備は、2025年9月現在「電気設備」しかないからです。
※違ってたらすみません・・・
そしてその流れは、今後もしばらく続くと考えられます。
だとしたら地球のため、お子さん、お孫さん、ひ孫さんのため、理由は何でも構いません。
あなたのお宅の設備も、一歩先を見越した設備にしませんか?
「交換費用も高額になるだろうし、どうせ元も取れないんでしょ?」
と、思っているあなた。
そんなことは決してありませんよ!
絶対に元が取れるとはお約束できませんが、計算してみるとなかなかの試算結果が出ますよ!
ガスから電気にした場合や、今回のような石油から電気にした場合のランニングコストの違いの試算を、Dr.マーレは喜んで承っております。
「エネルギー変換したいけど、ランニングコストはどのくらい安くなるか不安だなぁ・・・」
と言う方は、是非ランニングコスト計算界のガリレオことDr.マーレにご相談ください。
忖度なしの試算をさせていただきます。
それに良く考えてみてください。
❝ランニングコストを節約したいのに、費用が高額で、差額の元も取れない本末転倒な設備機器❞
いくら時代の流れとは言えども、こんな設備が世の中に増えると思いますか?
たしか某大手ガス会社様にはそんな設備が・・・。
おっと口が滑った(゜x゜)
時代と共に増え続けているということは、きっとそういうことなんでしょうね☆
と言うことで今回は、
❝Dr.マーレが、安全、安心、見た目も綺麗でワンダフルな交換工事を、エネルギー源を「石油」から「電気」に変換しながらやってみた☆❞
と言う施工例でした。
灯油が高い!灯油が重たい!!と言う悩みを、Dr.マーレと一緒に解決しようぜ!!
長編の施工例でしたが、最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
是非、皆様からのお問い合わせお待ちしております。
そんじゃまた <(_ _)>
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今回交換した機器類
交換前
石油給湯器 CHOFU EHKF-4766DA
石油暖房ボイラ CHOFU EDBF-671Y
交換後
エコキュート 日立 BHP-F37XD
温水熱源機 CHOFU AEYH-0642X
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カテゴリ:
工事例