2018年03月15日
皆さんどうもどうも!
床暖房スペシャリストのDr.マーレです。
本日は床暖房熱源機の交換工事例となりますが、まさに☆スペシャリスト☆ならではの内容となります♪
お問い合わせいただきました経緯はズバリ、
「お客様の執念!!」
です。
かなりの数の業者様に問い合わせたそうなのですが、施工可能な業者はマーレのみでした。
施工可能というか、システムを全部理解しての最低限の交換工事が可能なのはマーレだけでした。と言う方が正解かもしれません◎
どの業者も器具の交換ならできるが、暖まるかどうかは保障できません×という業者しかいなかったようです。
その機種がこちら↓
交換前 熱源機
交換前の機種はタネも仕掛けもないNational(ナショナル)温水ボイラー「OK-S2010Z」でした。
暖房能力20,000Kcal(23.3kW)で戸建てとしてはなかなか大能力の石油式熱源機です。
本当に20,000Kcalも必要な端末が設置してあるの〜( 一一)??と疑いながら周辺システムを拝見しました。
温水暖房ヘッダー&オイルタンク
あらこんなところにヘッダーが♪
オイルタンクもあったわね♫
という感じでヘッダーボックスとオイルタンク専用の倉庫のような場所に設置してありました。
ヘッダーのふたを開けてみます。 ↓
おっとなかなかすごいじゃん♫
配管だらけで制御方法も結構凝った組み方をしています。
さらに増設循環ポンプも設置してあってこれは楽しそうなシステムだぞ☆
お客様宅の大切な暖房システムを見て「楽しそう」という表現は不謹慎ですが、正直ヨダレが出そうな内容です♫
これははっきり言ってマーレ以外の業者じゃ対応できないでしょうね・・・。
さらに詳しく見てみましょう♪
配線がゴチャゴチャで、いろんな部品がわんさかとありますが、制御方法がもう読めてきましたね♪
はいはいこれね☆
もうDr.マーレのようなスペシャリストになると、これでどんな制御方法の床暖房で、どういったところを見れば最低限の費用で交換工事が可能かがわかってしまいます。
でもせっかく写真を撮ったんでもう1枚見てくださいな!
今回もマーレを悩ますような難解なシステムではありませんでした◎
今回のシステムの場合、室内には熱源機用のリモコンと、温度制御用のコントローラーが設置してあることが多いです。
お客様に暖房設備の内容をお聞きしましたが、計算では17,500Kcal程使います。暖房能力を落とすのは止めておきましょう・・・。
交換前 リモコン
こんな感じで種類の違うリモコンです。
向かって左側が熱源機リモコンで屋内に1つ、向かって右側がコントローラーリモコンで床暖房敷設エリア(各部屋など)に設置してあることが多いです。
熱源機リモコンの型番は「OK-SP17」でした。
システム全体の点検、動作確認をしましたところ、熱源機本体内にある電子基盤の故障ということがわかりました。
そこでお客様のご希望は、
1、急に壊れたので、とりあえず最低限の工事をし、この冬は凌ぎたい。
2、次の冬までにはシステム全体の改修工事をするので、改修後のシステムと互換性のある機種にしてほしい。
3、Dr.マーレは詳しく説明もわかりやすいので、システム改修工事もマーレにお願いしたい。
とのことでした。
任せてくださいお客様!!Dr.マーレとしてもそのつもりでございます♪
ということで今回の工事は、
1、熱源機の交換
2、不凍液の交換
3、消耗部品の点検、調整
となりました。
結果的には「器具の交換」だけで、どの業者にも対応可能な内容となりましたが、その結果までたどり着くプロセスが他業者とマーレとの決定的な違いです。
お客様もそのことを理解してくださり、Dr.マーレに安心してお任せくださいました♪
交換後 熱源機
交換後の温水熱源機 CHOFU「EDBF-2411RG」です。
ご使用方法、暖房内容、面積等を考慮し、交換前の機種と暖房能力は同じです。
違うところは、灯油代の節約ができる『エコフィール』の機種となります。
交換前 OK-S2010Zの仕様
交換後 EDBF-2411RGの仕様
交換前と交換後で、暖房効率が7%アップしています。
長い目で見ればだいぶお得になりますね♪
交換後 熱源機リモコン
交換後の熱源機リモコンはCHOFUの「CMR-2614」です。
マーレが多用する別名「カンタンリモコン」です。
2パターンの予約運転と、24時間サークルタイマー機能があります。
カンタンだけど機能はカンタンじゃないぜ!!
ところで、マーレの施工ブログをよく読んでいただいてる方から見れば、「Dr.マーレってCHOFUが好きだなぁ〜・・・。」って思っているかもしれませんね。
答えは「そのと〜り!!」です。
好きっていうか、Dr.マーレのようなスペシャリストが器具を選定すると、石油式暖房熱源機はCHOFUになると思います。
よく言う「スペシャリストあるある」ですね☆
スペシャリストとはお客様の想像を超え励まなければいけないとマーレは思っております。
多くの中の業者じゃ意味がありません。
常に圧倒的じゃなきゃいけません。
どんな温水暖房システムもDr.マーレが対応してみせます!
こちらのお客様からは、システム改修工事もご依頼いただいていますので、その際にはまた施工例としてご紹介させていただきますね♪
それにしても喉が痒い、鼻がムズムズする・・・これって花粉症ですか??
いいやDr.マーレに限ってそんなことは・・・。
まだまだ花粉症とは認めませんぞ!!
皆さんお身体ご自愛くださいませませ。
Dr.マーレの花粉をも寄せ付けないハイレベル施工一覧★
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工事例
2018年02月24日
皆さんお元気ですか??Dr.マーレはもちろん元気です♫
本日はDr. マーレにとっては朝飯前な工事である、給湯暖房機の交換工事をご紹介致します。
ご依頼者様は東京都目黒区のお客様で、マーレの施工事例をご覧になり、マーレの丁寧さ、誠実さ、技術力、知識、人柄、思想・・・とにかく全部を気に入っていただきマーレを選んでくださいました。
給湯器交換工事を費用の安さで競って薄利多売し、質の悪い対応、質の悪い工事でな〜んにも考えずにただ数をこなしていく業者が大半を占めるこんな時代に、よくぞマーレをお選びいただき、ご依頼くださいました!!
まぁマーレの場合は安さで勝負しなくても、安売り業者に負けていませんけどね♪(といっても決して費用は高くはないですよ!)
というわけで、お客様からの信用を失うわけにはいきませんので、高品質施工にて承らせていただきました。
交換前 給湯器
交換前の機種は松下電器産業のAT-4200ARSAW3Q-56-Fという機種です。
「アルコーブ設置型」という機種で、給湯器上部に排気の方向を横に曲げる排気カバーが設置されています。
東京ガスの型番で言うと、AT-4200ARS2AW3Qとなります。
交換前 台所リモコン
交換前の台所リモコン、AKR-A00A-SVです。
よく見るリモコンです。
「やけどの恐れあり」です。
交換前 浴室リモコン
交換前の浴室リモコンはABR-A00A-SVでした。
こちらも「やけどの恐れあり」です。
まったくもって問題のない標準工事です。
標準工事って言ってもマーレの「標準」はそこらの安売り業者の「標準」とはわけが違います。
詳しくはご依頼いただいてからのお楽しみ♪
本当に違いますよ(^^♪
素人工事業者とは見るところが違います。
交換後 浴室リモコン
交換後の浴室リモコン BC-230V です。
表示が見やすい人気タイプのリモコンです。
「やけどの恐れあり」の警告表示はなくなりましたね。
交換後 台所リモコン
交換後の台所リモコン、MC-230V でございます。
台所からもおいだきができるようになりました。
ガス代が見られるエネルック機能も付いています。
交換後 給湯器
交換工事後の機種はリンナイの給湯暖房用熱源機、RUFH-E2405AA2-3(A) です。
交換前の機種と、同能力、同機能です。
違うところと言えば、エコジョーズになったところと、マーレの高品質施工を施した点です。
皆さんは『給湯器工事はどこの誰がやっても同じ』と思っていませんか??
答えはNo!!です。
安い工事になればなるほどそれに比例し、お客様がわからない部分での商品のグレードダウン(リモコンなど)、交換工事の手間、使用材料、悪い言い方になってしまいますが下請け業者の人間性等々がコスト削減のために安くなっていきます。
マーレも設備業者の位置付けとしては本気を出せば最安値の工事が可能な部類に入ります。
しかしそれをやらない理由は・・・もうわかると思います。
そんな不誠実な販売方法ではお客様にも、メーカー様にも失礼になるからです。
身の丈に合った販売をしていかないといつかは必ずボロが出ます。
そんなことでお客様やメーカー様に迷惑をかけられませんので、マーレは身の丈に合った販売で、これからも続けて行きたいと思っています。
『たかが給湯器交換、されど給湯器交換!』
問題が起きてからではもう遅いです。
無くては困る設備、これからも使い続ける設備ですので、安さに惑わされずマーレを含む誠実に対応してくれる業者をお選びください。
ちょっと真面目なDr.マーレでした。
あばよ!いい夢見ろよ!!
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工事例
2018年02月15日
僕の名前はDr.マーレ。数々の複雑な床暖房工事を手がけてきた床暖房業者さ!
今回は施工業者オリジナル床暖房が設置されているお客様宅の改修工事例を紹介するよ☆
現場は東京都下の閑静な住宅地・・・。
それは帰りの車の中で起きたんだ・・・。
という感じでご紹介しようと思いましたが、語り口調でのご紹介方法に限界が来ましたので普通にご紹介させていただきます(~_~;)
ご依頼いただきました決め手は、
1、暖房システムに詳しく、説明もしっかりしてくれて安心しました。(←説明しない業者って本人もわかっていない可能性が高いです。)
2、そもそも今回の暖房システムを理解し、改修工事が可能な業者がいなかった。(←よく聞く意見です。)
3、金額的にも納得できるものだった。(←システムを理解できたため、不必要な部分は交換せず、最低限の価格で承りました。)
とこんな感じです♪
プロの施工業者としては当たり前のことなんですけどね。
それができる業者ってこのご時勢かなり少なくなっていますね・・・。
工事当日は天気にも恵まれ、絶好の改修工事日和でした。
FILE 1 熱源機交換前

交換前の機種はノーリツの「GH-10000W」 です。
何の変哲もない暖房能力11.6kWの暖房専用熱源機です。
右隣も同じ機種で1Fの床暖房に使用中です。

1999年製の機種で、19年間使えました。
長持ちしましたね。
新機種はシステムの都合上リンナイの熱源機に変わります。
システムの都合とは・・・ヒミツです♪
FILE 2 配管部分

改修前の配管です。
おっと!何か不思議なことが起きてるぞ!?
暖房配管の接続部分がゴム管になっています。
これはどうにかしなければいけませんね(*_*;
写真では見えづらいと思いますが、循環水が漏れています。
約20年前は暖房部材も現在とは違い豊富ではありませんでした。
これも当時の施工業者の知恵なのでしょう。
FILE 3 熱動弁

この部材は「熱動弁」という温水の流れを止めたり、流したりする部材です。
電気的に動作する部材ですので、これも熱源機と同様に消耗部材となります。
業者の中にはこの部材は半永久的に使えます!と、適当なことを言う業者もいますのでご注意を!
熱源機が壊れていなくてもこの熱動弁が壊れていると床は暖まりませんよ(T_T)
システムにより、設置してある場合と、設置していない場合があります。
FILE 4 制御ボックス

熱源機の隣にこんなボックスがありました。
なんか複雑に電線がつながっていますね。
でも名探偵マーレからしてみれば簡単な制御システムです♪
1本1本複雑に絡み合った謎を解いていきます。
この制御システムはよく考えられていて今後も使えますので、今回は将来断線しないように接続し直すだけにします。
FILE 5 交換前の床暖房コントローラー

交換前の床暖房コントローラーです。
製造元はNTC工業株式会社という会社で、プロの床暖房施工会社のマーレはいつもお世話になっています。

裏側はこんな感じです♪
ふむふむ・・・いつもながらこのコントローラーの作りには関心します◎
マーレにとっての欲しい!!がこのコントローラーにはすべて備わっています。
しかし!!
今回は改修工事を機にまた違った制御方法に変更してしまうため、このコントローラーは不要になります。
NTC工業さん申し訳ない(>_<)
FILE 6 床暖房スイッチ

それぞれ別の部屋で床暖房を使用するための個別制御スイッチです。
上から「居間」「食堂」「アトリエ」となっています。
アトリエがある素敵な住宅にマーレもいつかは住みたいですね☆
見ての通り、照明のスイッチなどに使われる普通のスイッチです。
このスイッチを利用して床暖房の操作をする・・・。
これも当時の施工業者の知恵です。
部材がない時代にこういったものの組合せで暖房システムを組み上げてきた温水暖房システム施工の先輩業者様、本当に頭が下がります。
マーレももっと勉強し、経験を積み、
「日本の暖房システムにマーレあり!!」
と言われるくらいまでになりたいです。
システム上このスイッチも便利なため再使用させていただきます。
このように色々な部材や商品の組合せで組まれている床暖房システムを、お客様のご希望、メンテナンス性、故障率の低下などを含めて最適なシステムに改修工事していきます。
今回のお客様のご希望は、
1.タイマーは絶対に欲しい。(←温水床暖房はタイマー運転がお勧めなので、マーレもタイマーはあったほうが良いと思います。)
2.できるだけ低予算で問題なく使えるようにしたい。(←モチのロンなご希望です。安くても適当なご提案により使い勝手が変わってしまったり、交換の必要がない部分を交換し費用が高くなってしまったら良い買い物ができた♪とは思えないですからね。
3.ちゃんとした業者に任せたい。(←がってん承知の助!!マーレにお任せあれ!!)
というような内容でした。
まっっっっっっったく問題ございません♪
マーレならすべて叶えさせていただきます◎
というわけで改修工事後はこんな感じになりました。
FILE 7 熱源機交換後

新機種はリンナイの「RH-101W2-1(A)」で、暖房能力10,000kcal、熱動弁外付タイプの暖房専用熱源機です。
ノーリツからリンナイにした理由??
言えませんよそんなこと(*_*;
企業秘密にさせてくださいな☆
でも配管カバーも設置し、見た目は隣のノーリツの機種と変わりませんよ!
FILE 8 改修工事後の配管部分

改修前のゴム管では不安だったので、配管接続口を変換し、現在主流になってきている「CHジョイント」にて新しい熱動弁に接続しました。
写真ではまだですが、配管1本1本に保温材を巻き、化粧テープできれいに仕上げました。
室内の床暖房コントローラーも交換しましたが、こちらはお見せできません×
なぜって??
それは交換後のコントローラーにはマーレの経験、技術が詰っているのでマーレの心の中にそっとしまっておきたいからです。
でもタイマー付きで、快適にお使いいただけるものになっていますよ♪
こんな感じでDetective マーレ は難解な暖房システムの謎を解き、「どうしたらいいの??」というお客様のモヤモヤした心の霧を晴らしています。
「こんなに複雑なシステムの謎を解けるなんて・・・。君は一体・・・・!?」
「Dr.マーレ・・・暖房システム探偵さ・・・。」
たった一つの真実を見抜く、見た目はオジサン!頭脳は一般成人並み!! その名は名探偵マーレ!!!
Detective マーレが行った難解な施工例はこちら↓
後編はここ↓
その他の『GH-10000W』からの交換工事例は
こちら
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